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埼玉医科大学総合医療センター放射線科
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画像診断科・核医学科

教授挨拶

放射線科医をめざす学生、若手医師の皆様へのメッセージ

土屋一洋教授

 埼玉医科大学総合医療センター放射線科教授
 土屋 一洋


 埼玉医科大学総合医療センター放射線科は、1985年(昭和60年)4月に町田喜久雄教授(現名誉教授)が着任されて開設されました。2011年(平成23年)4月に診療科としては画像診断科・核医学科と放射線腫瘍科の2つに別れ、本田憲業教授が画像診断科・核医学科教授に就任、髙橋健夫教授が放射線腫瘍科教授に就任されましたが、その時からひとつの医局(放射線科)として運営されています。2017年(平成29年)2月からは私(土屋)が放射線科教授となり全体の運営責任を担うことになりました。
 画像診断科・核医学科が担う画像診断領域では近年発達が著しい画像診断とIVR(interventional radiology)を担当しています。疾患や解剖の知識に裏付けされた画像検査による迅速かつ正確な診断は内科系、外科系を問わず多くの病態で適切な治療を行う上で必要不可欠です。日常診療で画像診断を用いずに診断や治療を行うことは考えられないとも言えるでしょう。我々画像診断医はCT、MRI、DSA、SPECT、PETなどを駆使して全身に亘ってこれを日々担っています。また画像診断技術を応用して発達してきたIVRは、侵襲性が少ない治療手技として発達し、診療現場に定着して救急医療の現場でもなくてはならないものとなっています。
 放射線腫瘍科の担当する放射線治療は手術、薬物療法と並んでがん治療の3本柱の一つとして確立しています。最近のコンピュータ技術と治療装置の革新的進歩により、ピンポイントにがんに放射線を集中させることが可能となってきており、多くの患者さんで、臓器の形状や機能を残して治癒を目指すことが出来るようになってきました。また疼痛などに対する緩和的放射線治療もがんの患者さんの診療で大きな役割を果たしています。
 現代の医療において、このような放射線診療の質が施設の医療の質を左右すると言っても決して過言ではありません。当センターでは画像診断科・核医学科と放射線腫瘍科が一体の形で診療、教育、研究にあたっており、これが大きなパワーとなっていると言えます。放射線科に関心を持たれる学生諸君や若手医師の方にはぜひこの輪に加わって頂き、当センターのみならず、日本、世界の放射線診療の向上のために力を合わせてくれることを心から期待しております。

 

土屋一洋プロフィール
山形市生まれ。1980年北海道大学医学部卒業。医学博士
日本医学放射線学会診断専門医。日本医学放射線学会、日本神経放射線学会、日本磁気共鳴医学会、日本脳神経CI学会などの各種役職を務める。
「決定版頭部画像診断パーフェクト」(羊土社)など著書多数。
趣味:映画鑑賞、旅行